第39回委員会オフ使用構築
結果は12人ブロックで8勝3敗、3位で惜しくも予選敗退となりました。
オフを運営してくださったスタッフのみなさん、ありがとうございました。
とても楽しかったです!
構築を温めていたというわけではなく、ボックスの有り合わせで朝に組んだ構築だったのでこんなものなのかなというのが終わってみての本音です。
前回のキツネの社オフで使用した構築が
アブソル ルカリオ ボルトロス 霊獣ランド ファイアロー ニンフィア
だったのですが、ゲンガーがとても重く直近の九尾杯でゲンガーのKPが一位だったこともありニンフィアをウルガモスに変えて調整していったという感じになります。
そして、ファイアローが今の環境では
・対面で舞う隙がない
・舞ったとしてもヒードランや霊獣ボルト、化身ボルトロスの高耐久化で突破しにくい
・受けまわさない構築であるとスイクンやポリ2に後出しされた場合の負荷を軽減にしにくい
などの理由で採用すると負け筋が増えると思ったので、そこをゲンガーに上を取れたり、ウルガモスの苦手なマリルリやファイアローへの勝ち筋にすることができるカイリューに変更しました。
ルカリオは社で選出した対戦で勝てなかったことや、アブソルが刺さっている相手に出して行けば勝てると思ったので、良いサポートができるようなスイクンに変更しました。
最近考察したウルガモスの単体考察を使用したくて組んだので、ウルガモスの型のみ詳しく紹介したいと思います。
ウルガモス 炎の体 図太い ラムの実
191(244)-*-123(212)-156(4)-126(4)-126(44)
むしのさざめき 鬼火 蝶の舞 はねやすめ
物理に大きく振ったウルガモス。
ガルーラ、マリルリ、ファイアロー、霊獣ランド、ガブリアスなどをよく呼ぶ。
呼ぶポケモンに鬼火を入れることができる。
メガガルーラの捨て身を耐えることができるので、対面しても舞うことで確実に鬼火を入れることができる。
特性のおかげで2回攻撃だとやけど率が49%になるので、特性が発動すればはねやすめでガルーラを流すことができる。
これは実戦で使ってからわかったことだが、アイテムをゴツメにすることでガルーラが捨て身タックルを打ってきた場合相手は舞さざめき、放射などで縛られてしまうため流し性能が向上する。
ラムの採用はクレセに対して電磁波で機能停止させられないようにすることや、不意の麻痺への保険になると思ったので。
アイテムの採用理由としては薄く、もっと考察すべきところだった。
ガブリアスやランドロスが岩石封じを持っているので、これらは流石に流すことできないので、封じを耐えて鬼火を入れることしかできない。
ガブリアスはラムを持っていることが多いので、アド損になりやすいがランドロスであればやけどにして落ちることができる。(もちろんスカーフなどを考慮した立ち回りはするが)
マリルリも呼びやすいが、アクアジェットでは簡単には縛られないので鬼火を撒いてから退場しやすい。
弱点保険カイリューに冷凍パンチやじゃれつくなどの弱点技を打たせやすくなるので鬼火サポートは役に立った。
カイリューとの同時採用ではなくてもスイクンを要塞化したり、ギャラドスなどであればボルトロスの後出しをしてサイクルを有利に進めることができる。
蝶の舞をSのあがる瞑想というところから発想したので、技構成を見直しても1ウェポンからは変え難いのが難点。
それでも、舞ってしまえば物理には先制鬼火、特殊は舞はねやすめでごまかしが効きやすいので範囲の狭いむしのさざめき1wでも負荷はかけていける。
技構成はこれ以外にもカゴ眠るや残飯身代わり(対毒)、 文字さざめき舞羽(ガルに弱くない)など色々試せるのでパーティの調整と一つとして考えていきたい。
今回のオフで感じたウルガモスの強さは選出圧力の高さでした。
得手不得手がはっきりしていて、ガルーラやアローマリルリで簡単に処理できるように見えるので相手の選出に合わせる選出というのがしやすいと感じた。
スイクン プレッシャー 図太い HBs カゴ
熱湯 吠える 瞑想 眠る
中途半端な火力の物理にも出して熱湯で負荷をかけられるので採用。
吠えるの枠は零度スイクンへの身代わりや、広く1-1を取るミラーコートも考えたがハメへの耐性がパーティにないとおもったので吠えるに落ち着いた。
相手にやけどが入っていれば素眠りで追いつくことも少なくないのでウルガモスとの相性は良かった。
苦手なライコウや水ロトムにウルガモスが良い牽制をしてくれている。
10万 めざ氷 挑発 電磁波
相手の展開を止められる。
メガバシャを削りながら後出しができる。
ごまかしがきかないところへのケアが必要だったのでより電気に厚くなる霊獣よりも化身の採用になった。
添える積み特殊がニンフィアではなくウルガモスになったので電磁波のシナジーは弱くなってしまったが、ランドが上から地震をうてるようになる、スイクンの補助としては十分、はねやすめごまかしなど補助として他の技より優秀で、優先度が高くならなかったので結局採用した。
このポケモンが僕は強いと思っていてよく採用しているのだが、最速を取れないのでゲンガーに実質弱いというのが不満点だったところをウルガモスが補ってくれるのがよかった。
逆鱗 地震 神速 竜舞
相手の立ち回りに依存するエースアタッカー
相手が弱点保険をケアしていたらラムや珠だったときにリスクが大きすぎる。みたいな立ち回りができるのがベスト。
マリルリやガブなどの誘うポケモンにやけどが入っていたらアイテムがくさりにくいと思ったので今回の構築には入れられると思った。
また、ウルガモスを処理するこだわった岩技などでも活用することができる。
ウルガモスカイリューという並びを作ることでモチベーションがあがる。
メガバシャーモに強いというのもいいし、ボルトロスが削れている場合神速で電磁波の上から処理できるという点も強い。
エルフーンに問答無用で縛られないというところもよいところ。
霊獣ランドロス 威嚇 HdS ヤチェの実
襷と違い削れても相応のHPが残っていればめざ氷を耐えて地震や封じを打つことができるヤチェの実を採用。
ハイパーボイスくらいまでなら耐えるので、ステロ爆発や地震地震でニンフィアとは打ち合える。むしろ耐久低い襷だと石化まで耐えないのでは
アブソルやカイリューで抜いていくことができそうな選出相手にはやはりステロ補助が果たす役割が大きい。
ランド+クッション+積み物理アタッカーという選出もしやすいので、威嚇捨ての行動がとりやすい構築になっているのもいい点。
熱湯火傷や鬼火は確率だが威嚇は確定でAを下げることができるのでそういう立ち回りができるならそうするべき。
アブソル 正義の心 意地 hAs メガ
不意打ち はたきおとす 馬鹿力 剣の舞
悪の一貫が取れるパーティに対して強い勝ち筋になる。
耐久数値が低く、扱いが難しいポケモンだとは思うがプレイング構築で補いうるので採用に至った。
マリルリにやけどを入れるのが容易なパーティになっているのでやけどマリルリまで起点にすることができる。
威嚇の入ったガブの逆鱗とサメ肌も耐えられるので起点にできる。
ガルーラやファイアロー、エンテイのような問答無用で上から殴ってくるようなポケモンには太刀打ちできないが、周りのポケモンがそれらに対応できるようになっているので、選出しても切り返せる。
物理積みアタッカーがカイリューだけなのが心もとなくて、積みエースの型で採用したが、ステロを撒かれるとパーティスペックがうんと落ちてしまうので先発に置きやすい型にしてもよかったかもしれない。
以上が今回使用した6体です。
パーティとしては強くないと思っているし、多分もう使いません。
それでも、今回のオフを通して良い単体考察がいくらでもパーティの種になるということがよくわかったし、プレイングや構築に多少の自信がついたのでこれからもポケモンを続けようかなと思うことができました。
この構築を回すことで改善点がたくさん見つかりもっと強い構築のもとになれると思っただけにXYレートがもうないことが残念です。
これからはもっとしっかりと調整してオフに臨みたいなと思いました。
最後に、改めて運営ありがとうございました。オフがあるおかげでポケモンが楽しいです。
また、ここまで読んでくださってありがとうございました。
質問などあればツイッターの方でお待ちしています。@Rei_4buki